その日は11時の電車でフィレンツェまで。
乗り込む直前に、駅でハムとチーズのパニーニと、お水を買った。
さすがに駅構内の店員さんは英語を話すことが出来て、しかもドイツ人ぽかった。
席は4人向かい合わせの形で、隣に眼鏡かけた若い人、目の前に30代半ばの男女。
普通にカップルかと思ったら、男の人はボローニャで降りてった。…他人だった!
このフレンドリーさが、イタリアか!
フィレンツェ。
ここが正念場だった。なぜならば、唯一宿を決めずに来た街だからだ。
まずは宿探し。
"地球の歩き●"の勧めにしたがって、小さな通りを行くけれど、
あちこちに怪しい人がいるように見えてしまう。←チキン
早く決めないと!
最初に目に付いた、あまり高くなさそうな宿に入る。
でも、外見がぼろくとも、中に入ると実は豪華なのがイタリアのホテル…
フロントのおにいさんがかっこいい…(こんなことばっかり言ってる気がする)
半額にしてあげるよといわれても、半額で80ユーロは、ちょっと…
こんなんばっかりだったらどうしようと不安を募らせる。
小道をちょっと入ったところでまた、宿をあたる。
親切そうな、でもとてもしっかりしてそうな、イタリアの母みたいな人がフロント。
真っ赤な服と真っ赤な口紅、ショートヘアーがかっこよかった。
ここでも半額にしてもらえて、64ユーロ。チキンな私はそろそろキテイタノデ、決定。
「もっと安くならない?」と聞くと、「もう充分安くしてるのよ」と元の金額を見せられて
ドキドキ。。
ともかく宿は決まった。
さて、では宿の周りでも軽く探索して、明日に備えよう。
出かけしなに、そのフロントの人にバックのかけ方を注意される。やさしい…
露店が軒を連ねた通り(明らかにパチモンのド○ガバのベルトを売る黒人とか)をゆくと、
そこはサン・ロレンツォ教会。
中は灰色と白と金で統一された、シンプルできれいなデザイン。
天井画が本当にこちらに聖人が降りてくるかのような絵で、見惚れる。
柱や、あちこちに見える赤丸が非常に気になる。
さて、さらにテクテク歩くと、来ました花のドーモ。きれいな緑とピンクと白!
これは明日のお楽しみとっておくとして、さらに進む。
パラッツォベッキオ、旧市庁舎があり、また進むと
ウフィッツィ美術館。長蛇の列だったので、明日に向けて予約券だけ購入(意外とすんなり買えた)
楽しみ!
帰りに、旧市庁舎へ。(手荷物検査有、バックパック禁止)
勝手にベッキオさんの家(政治家)だとばかり思ってみていて混乱したけれど、
まあ、政治家の家という認識はあながち間違ってはいなかったのでよしとしよう・・・。
町を平和に治めるという願いを込められた絵が多かったように思った。
町の寓意図だったり、戦争の絵(勝利)だったり。
また、赤い玉があちこちに。気になるって!
アングルの有名なオダリスクという絵の原型になったようなポーズの女性の絵があった。
上の階から眺める景色は、オレンジの屋根と緑で、ミラノとはぜんぜん違って、古都だなぁ。
どこかで夕食をと思うのだけれど、
トラットリアは絶対に1人ではいる雰囲気じゃないし、かといって宿から離れたバールもちょっと怖い。
結局、宿のそばのバールでやっぱり夜もパニーニを。(鶏肉の入ったもの)
でもビールにありついた!旅で初めてのお酒。(でもドイツ製)